くもりのち晴れ
2021.07.16 Friday
ちょっと本日は
プライベートな話と告知の内容です。
僕には子供の頃からの大事な友人が居て
通う学校やお互いの環境が変わっても
何一つ関係は変わらず
ずっと今でも一緒に遊び続けている存在。
彼は大きな会社の3代目でもあり
子供の頃から本人だけでなく
周りの僕らも当たり前のように
大人になったら社長になるんだって
そう思っていました。
大学へ進学し
その時おそらく初めて
自分が心からやりたいと思えるものに
彼は出会います。
それは「演劇」です。
出会いの衝撃から
それはもう怒涛の如く
役者への道にのめり込み
いつしかそれは
自身の生涯をかけてやりたい職業へと
大きく想いが膨れ上がっていきます。
劇場での舞台や
オーディションを受け続ける日々。
悔しさと喜びを右往左往する姿
お金が無いから
安い焼き鳥とコンビニでお酒を買い
井の頭公園で夢を語ったあの夏の夜。
今でもよく覚えています。
とは言え彼は家業を継ぐ為に進学をし
なんなら有名企業への就職先まで
ほぼ決まっている。
親は当然大反対。
バカな事やってないで
さっさと帰ってこいの雨霰。
何年も家族とはそんな状態が続き
反面、役者として
大きなチャンスを掴みかけていた所に
いくつかのきっかけが訪れます。
そこで彼は自身の夢をあきらめ
家族の為、自分でなくては守れない人達の為に
また新たな歩みを進めていく事となります。
それは奇しくも
僕自身も大きく人生を変え
自分のお店を立ち上げようというタイミングでした。
地元へ帰ってきた彼と一緒に
最初の店作りでペンキ塗りをしてたのが
もう14年前の事。
彼は親の会社に入り
まずはひたすら現場で叩き上げられます。
周りからは役者かぶれのバカ息子が帰ってきたと
そんな目で見られながらも
持ち前のバイタリティーで
破壊と再生を繰り返し
12年で代表取締役へと就任します。
気付けば北陸でもトップクラスの
建材業・内装業の企業へと成長を遂げ
新たな道を開拓し続ける中で
いつの間にか
「家族の為、自分でなくては守れない人達の為に」
思いを越え
「これからの建設業界の為に自分が出来る事とは」
という新たな夢というよりかは
強い思いと使命感を胸に抱くようになります。
どうしても
きつい・汚い・危険のいわゆる
【3K】と言われがちな建設現場の仕事。
まして安定志向が進む現代。
でもそこに携わる職人や人達は
若くても皆誇りと情熱をもって働いていて
世の中のイメージとはかけ離れている。
これは僕も自分で店の改装を3度やる中で
たくさんの職人さん達と出会い
本当に痛感したけど
職人さんってめちゃくちゃカッコいいんです。
知恵と技術のオンパレードで
理屈を聞けばなるほどな〜だけど
素人から見れば魔法使いみたいな感じ。
そんなイメージを払拭し
若い人達へ向け
建設業界にどう夢や希望を抱いてもらえるか。
この思いがどうやったら伝わるのだろう。
数々の取り組みを試行錯誤する中で
彼は自分がかつて歩んだ道を思い出します。
自社「タッセイ」を舞台に
建設業界で働く若者を題材とした
映画を作れないだろうか?
過去の夢と現在の夢。
それは形を変えて
紡ぎ、交わり、進みだします。
素晴らしい映画監督・俳優陣に恵まれながらも
待ち受けていたのはコロナの世界的流行。
それでも諦めず
ブラッシュアップを繰り返し
2021年・3月
少し気の早い桜が満開を迎える中
クランクアップ。
映画「くもりのち晴れ」が
明日7月17日より
福井メトロ劇場で2週間公開されます。
ずっと近くで
彼の人生を見てきました。
一喜一憂を共に過ごしてきました。
だからこそまたここから始まる
大きなチャレンジを応援したいし
僕また大きな刺激をもらったからこそ
自身の歩みの糧にしていきたいって感じてます。
少しでもこの映画が
多くの人のもとへ届きますように。
そして何かに繋がり
また何かへと形を変え
花開いていきますように。
おもしろきこともなき世を面白く!
映画【くもりのち晴れ】公式HP
https:/kumohare.wixsite.com/index
プライベートな話と告知の内容です。
僕には子供の頃からの大事な友人が居て
通う学校やお互いの環境が変わっても
何一つ関係は変わらず
ずっと今でも一緒に遊び続けている存在。
彼は大きな会社の3代目でもあり
子供の頃から本人だけでなく
周りの僕らも当たり前のように
大人になったら社長になるんだって
そう思っていました。
大学へ進学し
その時おそらく初めて
自分が心からやりたいと思えるものに
彼は出会います。
それは「演劇」です。
出会いの衝撃から
それはもう怒涛の如く
役者への道にのめり込み
いつしかそれは
自身の生涯をかけてやりたい職業へと
大きく想いが膨れ上がっていきます。
劇場での舞台や
オーディションを受け続ける日々。
悔しさと喜びを右往左往する姿
お金が無いから
安い焼き鳥とコンビニでお酒を買い
井の頭公園で夢を語ったあの夏の夜。
今でもよく覚えています。
とは言え彼は家業を継ぐ為に進学をし
なんなら有名企業への就職先まで
ほぼ決まっている。
親は当然大反対。
バカな事やってないで
さっさと帰ってこいの雨霰。
何年も家族とはそんな状態が続き
反面、役者として
大きなチャンスを掴みかけていた所に
いくつかのきっかけが訪れます。
そこで彼は自身の夢をあきらめ
家族の為、自分でなくては守れない人達の為に
また新たな歩みを進めていく事となります。
それは奇しくも
僕自身も大きく人生を変え
自分のお店を立ち上げようというタイミングでした。
地元へ帰ってきた彼と一緒に
最初の店作りでペンキ塗りをしてたのが
もう14年前の事。
彼は親の会社に入り
まずはひたすら現場で叩き上げられます。
周りからは役者かぶれのバカ息子が帰ってきたと
そんな目で見られながらも
持ち前のバイタリティーで
破壊と再生を繰り返し
12年で代表取締役へと就任します。
気付けば北陸でもトップクラスの
建材業・内装業の企業へと成長を遂げ
新たな道を開拓し続ける中で
いつの間にか
「家族の為、自分でなくては守れない人達の為に」
思いを越え
「これからの建設業界の為に自分が出来る事とは」
という新たな夢というよりかは
強い思いと使命感を胸に抱くようになります。
どうしても
きつい・汚い・危険のいわゆる
【3K】と言われがちな建設現場の仕事。
まして安定志向が進む現代。
でもそこに携わる職人や人達は
若くても皆誇りと情熱をもって働いていて
世の中のイメージとはかけ離れている。
これは僕も自分で店の改装を3度やる中で
たくさんの職人さん達と出会い
本当に痛感したけど
職人さんってめちゃくちゃカッコいいんです。
知恵と技術のオンパレードで
理屈を聞けばなるほどな〜だけど
素人から見れば魔法使いみたいな感じ。
そんなイメージを払拭し
若い人達へ向け
建設業界にどう夢や希望を抱いてもらえるか。
この思いがどうやったら伝わるのだろう。
数々の取り組みを試行錯誤する中で
彼は自分がかつて歩んだ道を思い出します。
自社「タッセイ」を舞台に
建設業界で働く若者を題材とした
映画を作れないだろうか?
過去の夢と現在の夢。
それは形を変えて
紡ぎ、交わり、進みだします。
素晴らしい映画監督・俳優陣に恵まれながらも
待ち受けていたのはコロナの世界的流行。
それでも諦めず
ブラッシュアップを繰り返し
2021年・3月
少し気の早い桜が満開を迎える中
クランクアップ。
映画「くもりのち晴れ」が
明日7月17日より
福井メトロ劇場で2週間公開されます。
ずっと近くで
彼の人生を見てきました。
一喜一憂を共に過ごしてきました。
だからこそまたここから始まる
大きなチャレンジを応援したいし
僕また大きな刺激をもらったからこそ
自身の歩みの糧にしていきたいって感じてます。
少しでもこの映画が
多くの人のもとへ届きますように。
そして何かに繋がり
また何かへと形を変え
花開いていきますように。
おもしろきこともなき世を面白く!
映画【くもりのち晴れ】公式HP
https:/kumohare.wixsite.com/index
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